赤ちゃんのお口のケア
投稿日:2017年5月15日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
歯科衛生士の吉田です。
今日は赤ちゃんのお口のケアについてお話しさせていただきます。
赤ちゃんの歯は生後3~9か月頃に下の前歯が生え始めます。そして2年程かけて奥歯まで生えそろいます。個人差はありますので多少前後しても全く問題ありません。
★生え始める兆候として...
①よだれの量が急に増え始めます。
②歯茎にむず痒さがあるようで泣きぐずったりすることが多くなります。
③おもちゃをやたらとかじったりします。
1.このような兆候が出てきたら
ママやパパが赤ちゃんのお口の中をよく覗き、仰向けになって遊びながらお口をあける練習、ママやパパが清潔な手でお口の中を触ってあげる練習を始められるといいです。音楽を流したりして楽しい雰囲気を作ってみることもお勧めします。
2.乳歯が生えてきたら
この時期の食事は主に母乳やミルクですので、ガーゼを指に巻いて歯の付け根からそっとふき取る程度で大丈夫です。初めは口の中にガーゼが入ってくることを嫌がってしまう赤ちゃんは少なくありません。徐々に慣らしていくことが大切です。
3.離乳食を口にする機会が増えてきたら
離乳食の回数、種類が増えてきたら赤ちゃん用の歯ブラシで丁寧に磨くようにしましょう。赤ちゃんの歯茎はとてもデリケートです。大人のではなく赤ちゃん用の小さく柔らかい歯ブラシで磨いてあげて下さいね。
口腔内のケアは習慣付けが大切です。大切なお子さんが虫歯にならないように家族の方々が大変だとは思いますが、正しいケアと食生活をしてあげられるように心がけてください。
そして、虫歯菌は大人が使ったコップやお箸などを使って食事を分け与えたりすることでもうつります。もし、自分が虫歯や歯周病かも...と心当たりがあるかたは子供のためにも一度検診を受けてみてはいかがでしょう。
親子で安全にスキンシップをとるためにも親もしっかりと口腔ケアをしていきましょう。
検診、相談いつでもお待ちしております。
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