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金属アレルギーと歯科治療

投稿日:2020年11月20日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

稲毛海岸駅から車で4分稲毛海岸メディカルセンター2階

KT歯科・矯正歯科の歯科医院の歯科医師名倉です。

金属アレルギーというとネックレスやベルトのバックルなど

金属が肌にあたっていて痒みがでたり赤くなっているという状態を想像すると思いますが、

そもそも金属アレルギーとは何か、歯科治療にも関係しているのかということをお話します。

金属アレルギーとは?

”アレルギー”とは何らかのタンパクに自己免疫が過剰に反応して起きる反応です。

金属アレルギーとは金属が汗や体液により溶け出して

金属イオンという状態になり体内のタンパクに取り込まれ

アレルゲンとなり起こります。

金属アレルギーの原因になりやすい金属として

ニッケル、コバルト、クロムが代表的な金属として知られています。

先にお話したように金属そのものがアレルギーを引き起こすのではなく

金属が溶け出して起こるので、溶け出しやすい金属で起きやすいのです。

また、金属は食べ物などにも微量に含まれているものがあります。

アレルギー症状のひどい人だとチョコレートの食べ過ぎなどにも注意する必要があります。

しかし、金属アレルギーには誰もがなるわけではありません。

汗のかきやすさ、免疫などの体質や疲れなどの体調で発症する人としない人がいます。

花粉症もそうですね。

花粉症もアレルギー症状ですが、なる人とならない人もいるのと同じです。

歯科治療と金属アレルギー

歯科治療には詰め物や被せもので一般によく使われる銀歯は

金銀パラジウム合金といってパラジウムという金属を約25%含んでいます。

パラジウムは金属アレルギーの原因になりやすい金属です。

また、矯正治療で一般的に使われるワイヤーはニッケルが使われています。

金属アレルギーは金属に触れている部分だけで症状が起こるというわけではありません。

溶け出した金属がアレルゲンとなり血流で運ばれていくからです。

歯科金属では唾液に溶け出しそれが血流に乗って運ばれ

首や指など思いがけないところに痒みや赤みなどの症状が出ることがあります。

金属アレルギーの対応

歯科医院では金属アレルギー症状に対し

原因金属の除去、

セラミック、金や白金などのアレルギーを起こしにくい材料を使用して

治療を行うなどの対応をします。

しかし、金属アレルギーは原因を除去したらすぐに症状が治まるというわけではありません。

原因を除去して症状の軽快まで数週~数ヶ月を要することもあります。

痒みや赤みなどといった症状はいろいろな場合で出ることがあります。

金属アレルギーは自己判断はできないので皮膚科で検査をしましょう。

皮膚科では原因物質の特定やステロイド薬で治療が行われます。

KT歯科・矯正歯科では金属アレルギーに対応した歯科治療を行っております。

虫歯治療の詰め物、被せものでも金属を使わない治療が可能です。

金属を使わない治療では一部保険のきかない自費の材料もあります。

また、矯正治療でも金属を使わないで行うことができます。

きちんと症状を見て患者さんにあった治療をいたしますので

安心して相談、治療に来てください。