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歯科麻酔の種類や副作用、注意すること

投稿日:2021年2月24日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

稲毛海岸駅から車で4分稲毛海岸メディカルセンター2階

KT歯科・矯正歯科です。

 

麻酔をしないで歯を削ったり抜いたりすると

痛みを感じますが、

この痛みを和らげるために麻酔が行われます。

 

歯科で現在行われている麻酔法には

局所麻酔法・精神鎮静法・全身麻酔法があります。

今日はその中で最もよく使われる局所麻酔についてお話しします。

 

局所麻酔法の種類

〈浸潤麻酔〉

歯科の麻酔というと思い浮かべると思いますが、

歯茎に刺される注射が浸潤麻酔と呼ばれるものです。

虫歯の治療に多く使われます。

 

〈伝達麻酔〉

奥歯には麻酔薬が効きにくいため、

伝達麻酔という方法が使われます。

脳から出た神経が顎の骨に入っていく途中のところに

麻酔薬を作用させることで歯茎だけでなく舌や唇まで

広範囲に効かせることができます。

奥歯のさらに奥のほうに注射します。

親知らずの抜歯など奥歯の治療で使われる方法です。

 

〈表面麻酔〉

注射の針を刺す時にちくっと刺さる痛みがあります。

この痛みを和らげるために表面麻酔という塗り薬を使います。

 

 

局所麻酔の痛みを抑えるための工夫

浸潤麻酔・伝達麻酔は注射をして薬液を注入しますが、

この時の薬液の注入のスピードが速いほど

痛みを感じるのでゆっくりと注射していきます。

また、速度が一定であることも大切です。

当院では自動で薬液が注入される

電動麻酔を使用しています。

これにより

薬液が入っていくスピードや量が一定になるので

痛みが緩和できます。

 

麻酔の副作用、注意点

局所麻酔薬の多くには感覚を鈍らせる成分と

その効き目が持続しやすくするために血管収縮剤という

成分が入っています。

血管が収縮すると血圧が上昇します。

局所麻酔は”局所”に作用するものなので

通常は問題にはなりませんが、

高血圧や心臓の病気がある人は事前に必ず相談してください。

様子を見ながら少しづつ処置を行ったり

血管収縮薬の含まれていない麻酔薬を使用します。

 

アレルギーや過去に麻酔で気分が悪くなったことがある場合や

ほかにも少しでも気になる点があった場合は必ず担当医に伝えてください。

 

歯の周りの骨の硬さなどによって麻酔の効きにくい人

効きやすい人がいます。

また、炎症が激しいほど麻酔はきにくくなります。

炎症部位にできる酸が弱アルカリの麻酔薬を打ち消してしまうからです。

虫歯などの痛みがひどくなる前に受診しましょう。

 

麻酔をすると数十分から数時間

効果が持続しているので痛みを感じません。

特に伝達麻酔をした後は

1~2時間程度痛みを感じない状態が続きます。

舌や唇をかんだりしても痛みを感じないため

気づかないうちに嚙んでしまっていて

傷ができてしまうこともあるので気をつけましょう。

※特にお子さんではしびれている感覚が面白くて

嚙んでしまい、血が出てしまったり腫れてしまったり、

傷を作ってしまうこともあるので

注意してみてあげてください。

 

麻酔をする、治療が始まると思っただけでも

緊張したり、不安を感じるだけでも

血圧が上がったり気分が悪くなることもあります。

大丈夫と思っていても気になることは遠慮せず相談してください。