虫歯が進行してしまうと根っこの治療が必要に...根管治療とは

投稿日:2020年10月13日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

稲毛海岸駅から車で4分、稲毛海岸メディカルセンター2階KT歯科・矯正歯科です。

虫歯が小さいとササッと治療して終わり!

とすぐに虫歯の治療自体は終わることもありますが、

虫歯が大きくなってしまっていると

「これは神経をとって根っこの治療をしなきゃいけないね」

と言われ、何回も通院することになり

忙しかったり、面倒くさいなあと思って

途中で治療をやめてしまったりしていませんか?!

まず、虫歯が進行するとどうなっていくのか簡単にお話をします。歯は外側から

人体で最も硬い組織であるエナメル質でおおわれていて、

(歯根はセメント質で覆われています。)

その内側に象牙質と呼ばれる組織があり

一番内側に歯髄と呼ばれる神経や血管があり、栄養を供給しています。

虫歯が進行し、歯髄まで炎症が波及してしまうと歯髄を取って(抜髄)

歯髄がなくなったあとの根っこの中をお掃除して(根管治療)

根管にお薬をつめます(根管充填)。

この治療を途中でやめてしまうと

根っこに残っている細菌によりまた炎症が起こってしまったり、

歯髄が抜けて脆くなっているので歯が折れてしまったりして

歯を抜かなければいけない状態になってしまうこともあります。

根っこの治療が終わったら歯の土台を作り被せものをして、

やっと噛める状態になります。

少し時間がかかりますが、しっかりと最後まで治療しましょう。