子どもの歯磨き~歯が生えたら始めよう!仕上げ磨きはいつまで?
投稿日:2021年4月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
稲毛海岸駅から車で4分、稲毛海岸メディカルセンター2階にあるKT歯科・矯正歯科です。
子どもの歯の役割や虫歯になる原因、虫歯が作られやすいお口の中の環境については
説明しましたが虫歯予防には歯磨きが大切です。
今日はお子様の仕上げ磨きについてお話ししたいと思います。
仕上げ磨きを始める時期
お子さんの歯が生え始めたら歯磨きを始めるようにしましょう。
歯の生える順番の記事でもお話ししましたが
子どもの歯は生後6~8か月ごろ下の前歯から生え始めます。
個人差があるので3か月頃から生え始める子もいます。
下の前歯が生えてきたら歯磨きを始める目安です。
このころは歯ブラシで磨くのではなく
はじめはお口に何かを入れられることに慣れてもらうために
ガーゼを指に巻いて優しく汚れをぬぐってあげるようにしましょう。
まだいろいろなものを食べたり飲んだりしているわけではないので
きれいに磨こうと頑張りすぎなくて大丈夫です。
これからの歯磨きに慣れてもらおうという気持ちで少しづつ行ってあげてください。
抵抗がなければ上下の前歯が生えそろうまでを目安に
歯ブラシに移行してしっかり磨けるといいです。
歯ブラシの持ち方や仕上げ磨きをするときの姿勢
鉛筆を持つように歯ブラシも持つようにしましょう。
この持ち方だと細かい動きがしやすく
力のコントロールもしやすいからです。
1~2本の歯を磨くように
小刻みにシャカシャカと動かしましょう
膝枕をして頭を固定して
行うようにしましょう。
歯磨き粉の選び方や使う量、使い始める時期
歯磨き粉はうがいができるようになってから使い始めましょう。
使う量は子どもの切った爪程度から6歳ころまでは米粒程度を目安に使用しましょう。
大人だと白くキレイな歯をたもつために研磨剤が入っていたり
発泡剤がはいっていたりしますが、大人と同じものを使うことはやめましょう。
子どもの歯は大人の歯より弱いため研磨剤が入っていると傷つけてしまうので、
研磨剤の入っていないもの、
発泡剤が入っていると汚れが見えにくくなってしまうので
発泡剤の入っていないものを選びましょう。
また、市販されている歯磨き剤のほとんどに配合されていますが
フッ素が入っているものを選びましょう。
仕上げ磨きは12歳ぐらいまでが理想
仕上げ磨きは12歳くらいまでしてあげることが理想的です。
理由は親知らずを除く最後の大人の歯が生えてくるのが12歳頃であり
生えたての歯はまだ脆く、またほかの歯と同じ高さになるまで
虫歯になりやすいからです。
まだしっかり磨いてあげるのが理想的ですが
磨きにくいところをチェックするようにしていって、
だんだんと一人でしっかり磨けるようにしていくことも大切です。
虫歯の予防には歯磨きが重要です。
当院では予防歯科にも力を入れて行っております。
正しい歯磨きの仕方をお伝えしたり、
予防処置としてフッ素塗布やシーラントも行っております。
一緒にお子さんのお口の健康を守っていけたらと思っておりますので、
お気軽にご相談ください。
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