薬による歯茎の腫れ(薬物性歯肉炎、歯肉増殖症)
投稿日:2020年10月30日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
稲毛海岸駅から車で4分、稲毛海岸メディカルセンター2階KT歯科・矯正歯科です。
前回歯周病により歯茎が腫れるというお話をしましたが
歯茎は薬により腫れることもあります。
薬により歯茎が腫れてしまうことを
薬物性歯肉増殖といいますが、
いくつかの薬の副作用として生じてしまうことが
知られています。
お薬の種類としては
・抗てんかん薬(フェニトイン)
・高血圧治療薬のカルシウム拮抗薬
・免疫抑制剤(シクロスポリン)
などがあります。
歯肉増殖が起きるとプラークが溜まりやすく
虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
薬物性歯肉増殖が起こってしまった場合、
主治医と相談して服用薬の変更ができればいいのですが
難しい場合が多いので、
プラークの除去が非常に大切になってきます。
ご自身でのケアはもちろんですが
定期的に歯科医院に通い
口腔内の管理をしましょう。
■ 他の記事を読む■