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歯周病とは?歯周病の予防と全身への影響・認知症とも関係!?

投稿日:2020年10月26日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。稲毛海岸駅から来るまで4分稲毛海岸メディカルセンター2階にあるKT歯科・矯正歯科の歯科医師名倉です。

歯を失う原因となるお口の疾患は虫歯だけではありません。

今日は最近良くメディアに取り上げられている歯周病についてお話します。

歯周病の原因と進行

お口の中にはたくさんのバイキンがいて汚れが溜まっていると

そこに細菌が停滞し、プラークと呼ばれる塊をつくり

周りの歯茎や歯槽骨に炎症を引き起こします。

炎症が歯茎までにとどまっている状態を歯肉炎、

周りの骨まで炎症が及んでしまっている状態を歯周炎といいます。

歯周病が進行すると歯を支えている骨を溶かし

歯がぐらぐらして最後には抜けてしまいます。

歯周病の予防

歯周病の予防には歯磨きが一番大切です。

プラークは粘着性が強くうがい程度では取れません。

歯磨きのコツとしては

細かい動き、力加減がしやすいため鉛筆を持つように歯ブラシを持ち

力を入れすぎず(歯ブラシを曲げないように)

細かく1~2本づつ磨くように動かしましょう。

毎食後しっかり歯磨きをする時間をとるのが難しいという方もいるかも知れませんが

一日のうちの1回でも時間を欠けて丁寧に磨きましょう。

プラークは時間がたつともっと硬い歯石と呼ばれるものになってしまい、

歯石は歯ブラシでは取れません。

そうなると自分ではケアできないので

歯科医院で専用の器具を使い歯や歯の根っこについた歯石を取り除きます。

歯周病が全身に及ぼす影響

歯周病原菌は血流に乗って全身に影響を及ぼします。

狭心症や心筋梗塞という血管が詰まったり固くなったりして

全身に血液を送る大元である心臓に血液が送れなくなる病気や

脳梗塞などにも悪影響を及ぼします。

また糖尿病にも深い関わりがあります。

さらに最近では認知症との関係もわかってきました。

歯周病菌の刺激によりカテプシンBという酵素を増やし

カテプシンBがアミロイドβを作り出します。

脳では歯周病菌の刺激によりカテプシンBという酵素が増え

カテプシンBがアミロイドβの受容体を増やします。

このアミロイドβが認知症の原因になります。

歯周病を予防して全身の病気も予防!!

歯周病の予防には歯磨きが大切です。

それぞれご自身にあった歯磨きの仕方で効率的に汚れを落とすために

一度歯磨きの仕方を教えてもらうのもいいと思います。

あわせて定期的なクリーニングに通うことをおすすめします。

いつまでも健康な歯で楽しくお食事し、病気の予防もできるように頑張りましょう。